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育て方
シンビジウムは冬の寒さに、強いタイプの蘭であるが、冬の管理で特に注意しなければならないのは、水のやりすぎによる、根腐れと、低温による株の痛みである。
冬の間の水やりは、鉢の中を多湿にしておくと根腐れをおこす原因にもなるので、バルブに少ししわが入る程度のやや乾かしぎみが良く、一週間に一度、暖かい日の午前中を選んであたえると良い。冬のシンビジウムは、株が生育活動を停止している状態にあるので、水のやり過ぎに注意するのがポイントである。
春、3月下旬から5月にかけての生育期には、水の回数を少しずつ多くし始める。
4月から5月頃になると、花の終わった株の元から、新しい新芽が2〜3出てくるので、元気な芽を2個程度残し、それ以上の芽は根元から取り除くと良い。そうすることによって、元気なバルブが秋に完成される。
またこの時期から、シンビジウムは、最も生育が盛んな 時期に入るので、部屋の中から栽培場所を外に移し日光(夏場の直射日光は避ける)と雨に良くあてることが大切である。 6月からの梅雨の頃は花芽を形成させる時期である。したがって、肥料も、5月下旬からの生育期間にはたっぷりと与えなくてはならない。春から秋に毎月1回位の置肥(5号鉢・・・Be-1約スプーン1〜2杯)とマキシクロップ(1000倍液)を与え秋はリン酸の多いバットグアノ(約スプーン1杯)のみを1〜2回与えます。また、7月から8月の暑い時期は、置いた肥料が日中乾いてしまうので、夕方、葉に水をかけながら置いた肥料にも水をあたえる。こうする事によって、肥料が良く鉢の中に浸透し、株に吸収されやすくなるのである。
10月下旬頃になると気温も下がり霜にあたる危険性がでてくるので屋外に出しておいた鉢を室内に取り込む作業を行う。この頃になると、春に伸び出した芽が完成されてきて、バルブの元から花芽が出てくる。この時期は、室内の日の良くあたる所に置く。シンビジウムの花芽は、一般家庭の温度では冬の間はあまり伸びず、春、暖かくなってきた頃から伸び出して開花する。これが自然開花の時期となる。
手入れ
シンビジウムの植替え時期は、春、桜の花が咲く頃が良い。鉢が小さくなってきた株は、鉢の大きさを一回り大きくする。これを鉢増しと言う。この時注意する点は、今までの鉢に対して、あまり大きくしすぎない事である。大きくしすぎると、花芽を付けずに株だけが大きくなってしまい花が咲かない原因となることもある。株分けも、この時期が良く、大きくなりすぎた株は,バルブが3個ずつになる様に分けて植えつける。この時に葉の落ちてしまった古いバルブは、取り外す。シンビジウムの植えこみ資材は、最近、松の皮を粉砕したバークが多く使われているが、軽石やヤシノ皮を混ぜたもの、クリプトモス(杉の皮)でも良い。植替えの時のコツは、株元をしっかりと硬く植え込む事である。
支柱立て
シンビジュウムの花芽が伸び始めてきた頃、支柱を立てはじめる。花芽の垂れ下がるタイプに関しては、少しずつ丁寧に立てていくのがポイントである。
ポイント
*夏場の生育期には、必ず外の風通しの良い、棚や台のうえに置く。
*生育期の水不足は禁物!!毎日タップリと鉢の底から水が流れ出るまで与える。
*乾燥ぎみにしていると、葉に、ダニやカイガラ虫が付き始めるので注意する。
*夏場の日光は,30%カットして、葉のヤケドに注意する。
*シンビジウムは、年間を通して日の光に良く当てる。
楽しみ方
シンビジウムは、開花期がとっても長い蘭の一つですが、次の年も花を楽しむためには、1ヶ月半ぐらい楽しんだ後、早めに茎の元から切り取ると良いでしょう。切った花は切花として楽しんでください。そうする事によって、次の芽も早く伸び、またきれいな花を楽しめます。
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